【フェアネスオピニオン】かんたん解説
M&Aにおいて取引条件(株式評価額、合併比率など)や取引の意思決定に至るプロセスについて、独立した第三者が財務的見地から検討し、その公正性・妥当性に関して意見を表明することを「フェアネスオピニオン」といいます。
もう少しだけ詳しく知りたいあなたへ
株式価値または企業価値の評価が妥当なものであることを示す客観的な資料たりうることから、取締役が善管注意義務を果たし、経営判断が妥当であったことを根拠付ける証拠の一つとしての役割を持ちます。アメリカではM&A実行前に利害関係のない第三者機関 (投資銀行、監査法人、評価会社など) の意見を求めることが一般的です。