【名義株】かんたん解説
会社への実際の出資者と株主名義が異なる株式をいいます。
もう少しだけ詳しく知りたいあなたへ
1990年の商法改正前は、会社を設立するときは最低7人の発起人が必要だったため、創業者が100%お金を出しているものの、家族や親戚、従業員などの名前を借りて会社を設立することが行われていました。この親戚や従業員は、名前を貸しただけのつもりなので、自分がその会社の株主であることを認識していないケースが多分にあります。このような名義株は、名義人の財産ではなく実質的な所有者(真の所有者)の資産として取り扱われます。