【エバーグリーン・ファンド】 |FundPress用語集 かんたん解説でファンドをもっと身近に

【エバーグリーン・ファンド】かんたん解説 

ファンドの期限を限定しない、又は、投資の利益をファンドに再投資するなどして、投資を継続していくファンドの仕組みです。

 

もう少しだけ詳しく知りたいあなたへ

多くのPEファンドはファンド期間を5年~10年などと定め、期間終了時にLP(リミテッドパートナー、投資家)に利益をリターンする仕組みとなっています。またIRR(内部収益率)によりファンドの評価が行われます。それに対してエバーグリーンファンドは期間を定めないことにより、ファンドマネージャーは内部収益率を気にすることなく長期的な視点で投資先企業の支援を行うことが可能となります。

 

投資家への利益還元の期限が定められていない点を、「永久資本ビークル(PCV)」と表現されることもあります

 

日本でも大学の研究結果を事業化するための資金としてギャップファンドを導入する大学が増えていますが、米国では大学のギャップファンドにエバーグリーンファンドの仕組みを採用しているケースが多くあります

 

 

 

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