USCPA転職で失敗しないためには?成功のポイントを解説!

「USCPA資格を活かして転職したいけれど、失敗はしたくない…」

「USCPA転職のポイントが分からない…」

このように、キャリアアップのためにUSCPAを取得したはいいけれど、いざ転職するとなると失敗を懸念する方は多くいます。

実際、転職後にミスマッチを感じ後悔するということも少なくありません。

そこで、本記事ではUSCPA資格を持つ方が転職する際の失敗例と成功のポイント、そしてUSCPA資格者におすすめの転職先を紹介します。

この記事を読んで、USCPA資格を活かした転職を成功させましょう!

1.USCPA転職の失敗例

USCPA資格者の転職には、どのような失敗が起こりえるのでしょうか?

ここでは、しばしば見られる失敗例として3つ取り上げます。

失敗例

  • 転職先の業務内容にギャップがある
  • 転職先の職場環境が合わない
  • ハードワークな職場である

(1)転職先の業務内容にギャップがある

1つ目は、実際の転職先の業務内容と自分の理想とのギャップです。

USCPA取得者の多くは「英語を用いて仕事がしたい」「海外に関わる仕事がしたい」と考えて、資格取得を目指します。

しかし、必ずしも転職先に期待通りの海外との接点があるとは限りません。

例えば、

  • 転職先に海外のクライアントがいなかった
  • デスクワーク中心で、クライアントとのコミュニケーションの機会がなかった
  • 経営方針の転換で、海外から撤退してしまった
  • 日本の会計基準が業務の中心になってしまった

というようなギャップがあります。

このような場合、せっかくUSCPA取得を通じて得た知識や語学力が十分に発揮できません。

転職先を決める際には、自分の理想を明確にするともに企業調査の段階で業務内容を入念に確認しましょう。

(2)転職先の職場環境が合わない

2つ目は、転職先の職場環境が合わず、仕事がやりにくくなる事例です。

英語を用いた業務や海外に関わる業務など、自分がやりたいことに焦点を当てすぎるがあまり、給与面や福利厚生面、人間関係が合わない職場に転職していしまうケースがあります。

また、異業種への転職をすると、仕事の進め方や求められる能力が異なるために、働きにくさを感じるという方もいます。

さらに、勤務地について妥協してしまい、長時間の通勤が思いのほか負担になるということもありるので、転職の際には業務内容だけでなく給与、福利厚生、職場の雰囲気など、様々な条件を総合的に考慮することが必要です。

(3)ハードワークな職場である

3つ目は、転職先の職場がハードワークであるということです。

USCPAは取得するまでに多くの時間や労力、費用がかかることから、USCPA取得者の転職では、業務内容や給与が重視される傾向があります。

そのため、これらの条件を重視し過ぎたがために、新たな職場が想像以上の激務であったということがしばしば起こるのです。

転職の結果、残業や休日出勤、業務の持ち帰りなどが増え、ワークライフバランスが著しく悪化するという例もあります。

業務内容や給与といった仕事の質だけでなく、仕事を含めた生活全体の質を加味した転職活動をしなければ、このような失敗が起こりえます。

2.転職に失敗しないために押さえるべきポイント

それでは、上記のような失敗を回避するには、どうしたらいいのでしょうか?

転職を成功させるには、少なくとも押さえるべきポイントが2つあります。

押さえるべきポイント

  • USCPAという資格を客観視する
  • 転職先の条件を総合的に見る

(1)USCPAという資格を客観視する

一つは、USCPAという資格を客観視することです。

アメリカの行員会計士資格というと、グローバル社会でも重宝されると思われがちですが、資格を持っていれば必ず高待遇を望めるわけではありません。

合格率や資格取得までの平均勉強時間から見ると、日本の公認会計士資格の方が難関であるため、USCPAは日本の公認会計士資格と比べて軽視されてしまうということもあります。

また、企業側はUSCPA資格だけでなく、経歴やその他のビジネススキルなどを踏まえて総合的に採用を判断します。

そのため、USCPA資格を客観的に捉え、資格に固執するすることなく、自分の経歴やスキル、そして企業側のニーズを考えて転職活動を進めることが必須です。

(2)転職先の条件を総合的に見る

もう一つは、転職先の条件を総合的に見ることです。

先述の失敗例からも分かる通り、特定の条件に固執すると転職後に業務内容や給与、福利厚生や勤務形態に対する不満が生じる可能性が高くなります。

「求人内容(給与や福利厚生など)」「業務内容」「働き方・社風・ワークライフバランス」は必ず確認すべきポイントです。

一つの条件だけではなく、これら様々な条件を総合的に見ることが転職の成功につながります。

また、良い企業を見つけても即決するのではなく、他の企業もチェックして条件を比較し、より良い企業を探すようにしましょう。

3.USCPA資格者におすすめの転職先3選

ここでは、USCPA資格者におすすめ転職先として、以下の3つを紹介します。

おすすめの転職先

  • コンサルティングファーム
  • 外資系企業
  • 海外の事業会社

順に説明します。

(1)コンサルティングファーム

大手や中堅のコンサルティングファームでは、USCPA資格が重宝されます。

昨今のコンサルティングファームでは、海外企業再生やクロスボーダーM&Aを行うことが多いため、海外の会計知識があることにニーズがあるのです。

また、コンサルティングファームではUSCPA資格だけでなく、国際会計の専門知識や監査・税務などの関連業務の経験なども求められます。

USCPA資格はもちろんのこと、これらの知識や経験も活かしたいという方に最適な転職先です。

(2)外資系企業

外資系企業ではUSCPAの認知度が高く、資格が有利に働きくことが多く、転職におすすめの業界と言えます。

USCPA資格者の対しては、経理・財務部門での求人が多く、このような部門では、転職時だけでなく入社後の昇進時の評価につながるため、USCPA資格が長期にわたって役立ちます。

英語を用いて会計業務を行いたいという方に、外資系企業はおすすめです。

(3)海外の事業会社

USCPA資格者は、国内の企業だけではなく海外の事業会社に転職することもおすすめです。

USCPAはアメリカの会計士資格ですが、同時に国際的な資格でもあるため、アメリカだけでなく世界の様々な国に転職のチャンスがあります。

海外の事業会社では日本よりもUSCPAの需要が高いため、高待遇が期待できます。

USCPA取得を通じて養った英語力を活かして海外で働きたい、そんな方に向いている転職先です。

まとめ

本記事では、USCPA転職の失敗例と成功のポイント、そしてUSCPA資格者におすすめの転職先を紹介しました。

USCPA転職には、大幅なキャリアアップが期待できると同時に、失敗のリスクもあります。

しかしUSCPAという資格を客観視し、転職先の条件を総合的に見ることで、転職後のミスマッチは回避できます。

これらのポイントを押さえることで、USCPAを理想の転職、そしてその後のキャリアアップにつなげましょう!

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