未経験からコンサル業界への転職!第二新卒の価値は高い?低い?

「第二新卒としてコンサル業界への転職を考えている」
「第二新卒のコンサル業界での市場価値が知りたい」

大学を卒業して新卒で企業に入社し、3年以内の短期間で転職を志す人を、第二新卒と呼びますが、第二新卒はコンサル業界で価値があるものなのか、気になっている人は多いのではないでしょうか?

実は、第二新卒は、コンサル業界での市場価値は高いと言われています。

ここでは、コンサル業界での第二新卒の価値についてと、第二新卒がコンサルに転職するメリットや、転職する際の面接の注意点を見ていきましょう。

是非、第二新卒でのコンサル業界への転職を目指すキッカケにしてください。

目次

1.コンサル市場での第二新卒の価値

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以前は、新卒で入社した会社には3年以上勤めろと、その後のキャリアを気にかけ口を酸っぱくする大人もいましたが、現在の、入社3年以内に転職を志す第二新卒の価値について見ていきましょう。

1.第二新卒は市場価値が高い

2.採用後は新卒と同じようにスキルを身につけることができる

第二新卒での転職は、する側にとっても受け入れる企業にとっても、価値があるようです。

(1)第二新卒は市場価値が高い

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コンサル業界にとって、第二新卒は市場価値が高いと言えます。

大学を卒業して就職した人は、挨拶や名刺の渡し方など、社会人にとって必要なマナーを、一から叩き込まれ、社会に出ていることが多いです。

そのため、転職先は、どのような働きを見せてくれるかまだ分からない社員に対して、先行投資となる基本的なビジネスマナーを研修する必要はありません。

社会人にとってのそれらの常識を既に持ちつつ、プロジェクトによっては激務となるコンサル業界で、働く体力や吸収力もあるということで、コンサル業界では、第二新卒の市場価値を高く認可しています。

実際に、第二新卒の採用事例も増えているようです。

(2)採用後は新卒と同じようにスキルを身につけることができる

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コンサル業界では、第二新卒を採用した場合でも、新卒同様に研修を受けて、下のポジションからのスタートとなりますので、未経験であっても、知識やスキルを1から身につけられます。

社会に出て5年、10年経っていて異業種からの転職の場合、コンサル業界で即戦力となる専門知識や社会経験が求められることが多いのが現実です。

コンサル業界での第二新卒の転職は、仕事に対しての熱意や、年齢と学歴のみで書類選考をする、ポテンシャル採用が重視されているため、転職時に知識やスキルが無くても、基礎からコンサルについて学べます。

2.第二新卒がコンサルに転職するメリット

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第二新卒がコンサルに転職するメリットは3つあります。

1.未経験でも挑戦できる

2.若いうちにキャリアアップが見込める

3.収入が上がる

本気で転職を考えている第二新卒の方は、是非、今の内に実行に移すことがおすすめです。

(1)未経験でも挑戦できる

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深刻な人手不足が続く中、第二新卒は、今後の成長に可能性があるかに重点を置かれるポテンシャルを見た採用が多く、コンサル業界での経験は重視されない場合が多いため、未経験でも挑戦出来るというメリットがあります。

ポテンシャル採用では、社会人生活を通してどれだけのスキルや経験を持っているかという点より、年齢や学歴、コンサル業界への熱意が必要となりますので、書類選考や面接では、その点をどのようにアピールするかを考えると良いでしょう。

第二新卒は新卒と同じように研修を受け、スキルを身につけることが出来ますし、前職での経験で身についた基本的なビジネスマナーがある分、同じ未経験でも、新卒よりも有利であると言えます。

(2)若いうちにキャリアアップが見込める

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第二新卒がコンサルに転職するメリットの2つ目は、若いうちにキャリアアップが見込める、という点です。

新卒と違い、第二新卒は一度社会に出たことのある経験から、新卒に一から教えなければならないことを、少しのアドバイスだけで出来てしまうことが多いため、同時期の採用であっても、そのファームでのスタートラインが変わってきます。

そのため、第二新卒は、早い段階での活躍が期待され、新卒がビジネスマナー研修を受けている間に、入社から3年目前後の役職であるアナリストとして、コンサルタントの指示を受け、情報収集や分析など、実際の業務を任される時期が非常に早いです。

第二新卒は新卒よりも不利と言う声もありますが、第二新卒は、若いうちに、新卒と同様またはそれ以上のスピードでキャリアアップを積む可能性があります。

(3)収入が上がる

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コンサル業界は、全体的に、日本の事業会社に比べて、年収が高い傾向にあるため、例え未経験のポテンシャル採用であったとしても、これまでより収入が上がることが多いです。

2018年、東洋経済オンラインが行った40歳年収「64業界別」ランキングでは、コンサルティングが総合商社を押さえ、1位に輝いています。

コンサルは、クライアントに寄り添い、課題を解決するという、責任の重い仕事です。

戦略の立て方によって、そのクライアントの社員が生活出来なくなる環境に陥ることも考えられます。

そのようなプレッシャーをコンサル期間中常に感じたり、課題解決に伴う激務をこなしたりすることが、他の企業に比べて収入の高い理由と言えるでしょう。

3.第二新卒がコンサル業界に転職するときの面接の注意点

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転職活動は、書類選考に通った後、面接が行われることが常ですが、第二新卒がコンサル業界に転職するとき、面接について、注意しておきたい2つのポイントがあります。

1.コンサル特有の面接対策などの事前準備が必要

2.志望動機をしっかりと練る

どちらも転職活動を成功させる秘訣になりますので、事前準備をしっかりして、チャンスをつかみ取りましょう。

(1)コンサル特有の面接対策などの事前準備が必要

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転職の面接と聞くと、複数または1対1で、転職理由や企業への志望動機など、聞かれた質問に答えていくイメージが強いと想いますが、コンサル業界には、ケース面接、フェルミ推定など、コンサル特有の面接があるため、事前準備が必要です。

ケース面接とは、実際のコンサルの場で出てくるような課題に対する解決の力を図るものです。

課題が与えられ、解答を作成し、面接官とのディスカッションを行い、コンサルタントとしての資質があるかを判断されます。

フェルミ推定は、実際に調査することが難しい数量や規模を手がかりをもとに、最低限の知識で論理的に概算することです。

面接官は、フェルミ推定を通して、転職希望者の論理的思考力を見ていると言われています。

採用が進む中でこれらの面接が出ても対処出来るよう、事前にロールプレイングなどを行い、準備しておくと良いでしょう。

(2)志望動機をしっかりと練る

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第二新卒の採用の際、企業側は、「前職同様またすぐ辞職されるかもしれない」ということを懸念するため、面接の際には、前職の退職理由と、企業への志望動機をしっかりと練ることが大切です。

「なぜコンサル業界なのか?」
「なぜ自社なのか?」

コンサル業界でやりたいこと、数あるコンサルティングファームの中から目の前の企業を選んだ理由を、領域なのか経営理念なのか社風なのか、とにかく面接官に具体的に伝え、納得してもらえればOKと考えましょう。

前職に不満を感じて転職活動をしていたとしても、現在の会社のマイナス面を強調することはしない方が良いです。

志望動機はあくまで前向きに伝えることがポイントですよ。

まとめ

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コンサル業界での第二新卒の価値は、非常に高いです。

第二新卒は社会で働いた経験があるため、基本的なビジネスマナーが身についている点や、若くて体力があり、物事に対しての吸収力や柔軟性があると予想される点が、その理由です。

長く社会を経験してきた人よりも、第二新卒は、未経験でもコンサル業界に転職できるチャンスがあります。

コンサル業界への転職活動では、コンサル業界特有の面接などがあるため、事前準備が必要です。

面接官が納得する志望動機をしっかりと練った上で、コンサル業界への転職活動を進めていきましょう。

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