BIG4系FASへの転職希望者は必見!KPMG FASの中途採用情報と転職に必要な3つのこと

「KPMG FASに転職するにあたって採用情報・条件を詳しく知りたい」
「高収入で有名なKPMG FASへの転職難易度を知りたい」

BIG4系FASの中でも特に年収が高いことで知られるKPMG FASは、実力・実績のある中途採用を積極的に行っているコンサルティングファームとして転職市場でも特に高い注目を浴びている企業の1つです

そんなKPMG FASの中途採用情報に興味津々という方も多いことでしょう。

ここでは、KPMG FASの中途採用情報に加え、KPMG FASに転職するために必要な3つのことについて解説していきます。

高収入のFASやBIG4系のFASへの転職を考えている方は必見です。

本記事を読む前に、FASの基本情報を詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。

2022.05.31

【2023年10月最新】FASへの転職を徹底解説!未経験からFASに転職するためのコツを紹介

1.KPMG FASとは

まず、KPMG FASの採用情報を見ていく前に、まずはKPMG FASの主な概要について詳しく見ていきましょう。

  1. M&Aに大きな強みを持つKPMG FAS
  2. KPMG FASの6つの特長

M&Aで抜群の知名度を誇るKPMG FASは人気のコンサルティングファームです。

次に1つずつ解説していきます。

(1)M&Aに大きな強みを持つ『KPMG FAS』

KPMG FASは、グローバルに展開する4大会計事務所(BIG4)の一つであるKPMGインターナショナルの日本のメンバーファームです。

12の主要業種ごとにインダストリアル・グループ体制を構築し、戦略立案段階から契約締結後のPMIまでをワンストップで行うため、クライアント満足度も高いことで知られています。

各分野のプロフェッショナルが集結し高度な専門性を生かして顧客企業の持続可能な成長と長期的な成功を支援しており、トムソン・ロイター(Refiniv)発行『日本M&Aレビューファイナンシャルアドバイザー 2021年』の「M&Aアドバイザリー 日本におけるランキング・案件数」でも第4位に入るなど実績も豊富です。

メインはM&Aアドバイザリー(FA業務、バリュエーション、デューデリジェンス、ストラクチャリングアドバイス)ですが、事業再生アドバイザリー、経営戦略コンサルティング、不正調査などのサービスも提供しています。

会社名株式会社KPMG FAS
所在地東京都千代田区大手町1丁目9番5号
大手町フィナンシャルシティ ノースタワー
代表者代表取締役パートナー 知野雅彦
代表取締役パートナー 松下 修
代表取締役パートナー 岡田 光
設立2001年9月
資本金9,450万円
ホームページhttps://home.kpmg/jp/ja/home/about/fas.html

(2)KPMG FASの6つの特長

KPMG FASには次のような特長があります。

KPMG FASの特長

  1. Big4の中でも給与水準がかなり高い(平均年収は1,241万円)
  2. 成果・業績を上がった分だけボーナスがアップする(ボーナス比率が高い)
  3. KPMGのブランド力・グローバルネットワークがある
  4. 国内外の取引実績が豊富
  5. M&Aディールに関する一連の知識・スキルを獲得できる
  6. 中途採用でも多くの案件を大量に担当できる

業界的に高収入であるFASの中でも、KPMG FASは年収が高いことで有名です。

その分、業務も高度な専門性が求められる上にハードではありますが、それ以上のリターン(年収・経験・スキルなど)が得られるので、社員満足度も高いです。

また、入社後すぐに多くの案件を手掛けられることから、キャリアアップを考えている人にもおすすめだといえるでしょう。

実際、KPMG FASを退社後には投資ファンドやベンチャー企業、外資系投資銀行、独立など順調にキャリアアップ・希望の業界へと進んでいる人が多いことからも、KPMG FASで得た様々な経験・スキルが後々のキャリアに大いに役立っていることがわかります。

M&Aや事業再生などの最前線で経験を積みたいという方にKPMG FASは最適な職場といえるでしょう。

2.KPMG FASの中途採用情報

現在、KPMG FASでは、以下の部門で経験者を通年で募集しています。

部門職務
Corporate Finance部門マネージャー候補/シニアアソシエイト/アソシエイト
Transaction Services部門シニアアソシエイト/アソシエイト
Restructuring部門シニアマネージャー/マネージャー/シニアアソシエイト/アソシエイト/ジュニアアソシエイト
Forensic部門マネージャー(候補)/シニアアソシエイト/アソシエイト
Strategy & Integration部門シニアアソシエイト/アソシエイト
Financial Services Group部門アソシエイト~マネージャー
Corporate Strategy & Support部門データ・サイエンティスト/アナリスト アソシエイト~マネージャー

監査法人や銀行などから転職している若手・中堅層が多く、実務経験・実績によって最初からアソシエイト以上の採用となります。

現在、KPMG FASでは7つの部門で中途採用を募集しています。

まず全部門で共通の募集要項を、次に各部門の要件を解説していきます。

(1)全部門共通の募集要項

全部門共通の募集要項は以下の通りです。

勤務地東京都千代田区大手町
勤務時間9:15~17:15(休憩1時間)
試用期間原則3ヶ月間。この間に適性が判断できなかった場合は、更に3ヶ月延長
給与年俸制・経験や能力を考慮の上、応相談
休日休暇週休2日制(土・日)、祝日、年末年始、創立記念日、有給休暇、特別休暇、慶弔休暇
福利厚生社保完備、カフェテリアプラン制度、財形貯蓄制度、公認会計士企業年金基金

まずは、希望の部門を明記し、以下の書類を添付して郵送または電子メールにて送信ください。

  • 履歴書(写真貼付)
  • 職務経歴書
  • 志望動機書(A4用紙1枚程度)
書類選考宛先
株式会社 KPMG FAS 人事採用担当
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-5
大手町フィナンシャルシティノースタワー
E-mail: jp-fmfas-recruit@jp.kpmg.com

(2)部門別要件

部門ごとの業務内容と条件についてみていきましょう。

#1:Corporate Finance部門

日本国内外における企業間のM&A(合併・株式交換・会社分割・買収・売却・資本提携)に関するアドバイザリー業務や、M&A案件における企業・事業価値評価業務ならびにその他無形資産等の評価業務、M&A案件におけるストラクチャリング業務を行います。

必要要件以下1.~7.の職務において3年程度以上の実務経験がある方

  1. M&Aまたは企業再生に関するアドバイザリー
    (投資銀行、証券会社、会計事務所出身者)
  2. 企業・事業価値評価
  3. 財務デューデリジェンス
  4. 国内金融機関における融資、不良債権処理、調査、ファンドマネージャー業務
  5. 戦略系コンサルティング会社におけるM&A関連コンサルティング業務
  6. 一般事業会社における事業企画・経営企画・投資審査
  7. 4大会計事務所、国内監査法人または税理士法人
  • 4年制大学卒以上の学歴
  • ビジネス遂行可能な英語力
  • 公認会計士(日本・米国)、税理士、証券アナリスト、MBA等の資格歓迎
  • エクセル、ワード、パワーポイント等Windowsソフトが使える方
ポジション別要件マネージャー候補及びシニアアソシエイト

  • M&A案件エグゼキューション経験必須

アソシエイト

  • 上記7つの職務エリアのうち最低1つ以上の実務経験を有していることが望ましい
  • ビジネスレベルの英語力(Writing, Listening, Speaking)必須

#2:Transaction Services部門

M&Aに関する財務デューディリジェンスを行う部門です。

必要要件以下1.及び2.の知識/資格/勤務経験をお持ちの方(金融事業(銀行・証券・保険等)の監査又はデューディリジェンス経験があれば尚可)

  1. 公認会計士、公認会計士試験合格者または米国会計士などの外国会計士資格またはMBA(但し、会計のバックグランドが必要)と同等の資格・知識
  2. 国内・海外監査法人(Big4)での勤務経験
  • 4年制大学卒以上の学歴
  • 英語力(ビジネス経験が少なくとも可)
  • エクセル、パワーポイント、ワード等Windowsソフトが使える方

#3:Restructuring部門

オペレーションと財務の最適化・リストラクチャリング、ターンアラウンド計画の立案・合意形成・実行、M&A型ターンアラウンド(再編、JV化・解消、売却・撤退、再生投資)、海外事業再編、投資案件の検証・見直し・撤退、法的整理・私的整理手続支援、レンダーアドバイザリーのサービスを国内・クロスボーダーで提供を行う部門です。

必要要件

4年制大学卒以上の学歴を必須とした上で、分野ごとに以下の要件を満たす方

  1. 会計士(アソシエイト・シニアアソシエイト)
    1. 以下の資格・経験を有し、企業・事業の課題の整理に関して主体的に取り組む高い意欲のある方
      A)日本の公認会計士又は米国公認会計士などの外国会計士資格
      B)大手監査法人(BIG4)での原則2年以上の監査実務経験(国内外問わず)
    2. 海外が関連する実務経験や英語力があれば尚可
  2. 金融・事業会社人材(アソシエイト・シニアアソシエイト)
    1. 金融機関・事業会社等での職歴が3年以上あり、企業・事業の課題の整理に関して主体的に取り組む高い意欲のある方
    2. 海外が関連する実務経験や英語力があれば尚可
  3. Turnaround & Transformation人材(マネージャー・シニアマネージャー)
    1. 現職又はこれまでにコンサル・アドバイザリーファーム・総研系で戦略立案、サプライチェーン改革、ビジネス・プロセス・リエンジニアリングやコスト削減等プロジェクトにおけるプロジェクトのリード経験者(経験年数3年以上)
    2. 海外が関連する実務経験や英語力があれば尚可
  4. 再生アドバイザリー/FA人材(マネージャー・シニアマネージャー)
    1. 金融機関・アドバイザリー会社等での再生アドバイザリー業務の実務経験者(金融機関出身者は審査部門における経験・行内外ネットワークを特に歓迎)
    2. プロジェクトマネージャーとして事業再生案件を推進した経験者
    3. セルサイドM&Aアドバイザリーのプロジェクトマネージャー経験者(再生型M&Aの経験者は特に歓迎)
    4. 海外が関連する実務経験や英語力があれば尚可

#4:Forensic部門

不正・不祥事、情報漏洩、サイバー攻撃等の事実解明調査、防止体制構築の支援サービスを行う部門です。

フォレンジック担当会計士
  1. 日本の公認会計士資格を有する者
  2. 3年以上の監査経験を有する者
フォレンジック担当プロフェッショナル
  1. IT、経営、戦略などのコンサルティングファーム勤務経験者
  2. 大手IT系事業者、大手メーカー、大手金融機関などに在籍し特に業務遂行能力の高い人
  3. 英語力(必須ではないがTOEIC800点以上)あれば尚可
クロスボーダー・フォレンジックサービス担当プロフェッショナル
  1. 英語力必須(TOEIC 885点以上) 海外就業経験があれば尚可
  2. 日本の大学を卒業していることが望ましい。(海外大学院卒及び留学経験は歓迎)
サイバーセキュリティ・エンジニア
  1. コンサルティングファームでの実務経験を有する者
  2. Sier、ハードウェアベンダー、ソフトウェアベンダー、ネットワーク事業者等でのSEとしての実務経験を有する者
  3. 提案・営業経験を有する者
第二新卒 /フォレンジック担当プロフェッショナル
  1. 第2新卒・若手社会人(4年制大卒・院卒、社会人経験2-6年程度)
  2. ネイティブレベルの日本語

#5:Strategy & Integration部門

KPMG Global Strategy Groupの日本拠点として、経営・事業戦略立案および実行支援を行う部門です。海外の拠点と連携しつつ、事業戦略および新市場/製品参入戦略の立案、ビジネスデューデリジェンスの実施、事業(再生)計画策定などを通じて、企業の成長、M&A等のトランザクション、企業再生を支援します。

Strategy 業務
  1. 以下の職務において2年程度以上の実務経験
    ・コンサルティング会社における事業戦略、M&A戦略立案および実行支援業務(戦略コンサルティングファーム経験者は尚可)
    ・アドバイザリー会社でのトランザクションアドバイス、企業再生、PMI(事業統合)などの業務
    ・事業会社及び官公庁での企画業務(特に経営企画)、新規事業の企画・推進などの業務
  2. 4年制大学卒以上の学歴(MBA保有者は尚可)
  3. TOEIC 800点以上相当の英語力(海外留学経験、海外就業経験があれば尚可)
  4. MS Office(特にPowerPoint、Excel)を不自由なく使いこなせるスキル
  5. 論理的思考能力、コミュニケーション能力、チームワーク能力に長けた方
Integration & Separation 業務
  1. 下記の分野に於いて3~4年以上の実務経験:
    ・コンサルティングファームもしくは社内コンサルとしてのディール推進、プロジェクトマネジメント、チェンジマネジメント等(システム開発プロジェクトは除く)の経験
    ・M&A、PMI、SCM、IT、人事、企業再生等の業務・アドバイザリー
    ・監査法人での会計監査等の経験(日本・海外いずれかのCPA保有者)
  2. 語学力:日本語(ネイティブレベル)、英語(英語圏でのビジネスの経験、あるいはMBA等留学経験を通じての高い英語力)
  3. スキル:MS OFFICE(POWER POINT/EXCEL)
  4. リーダーシップがあり、ポジティブで向上心がある方
  5. チームワークを発揮して社内外メンバーと協業できる方
  6. クライアントへの価値提供にコミットできる方
  7. 単に戦略を策定するだけでなく、クライアントを巻き込み、その実行まで支援したい方
Business Operation & Technology業務
  1. 以下の職務において2年程度以上の実務経験
    ・ビジネスオペレーション戦略、ビジネスオペレーションそのものに於いて広域又はある領域でアドバイザーとして実行支援業務(コンサルティングファーム経験者は尚可)
    ・アドバイザリー会社で顧客に必要とされるビジネス&ITに関して、広域又はトランザクションサービス領域でアドバイザーとしての経験
    ・企業再生、PMI(事業統合)などの業務
  2. 4年制大学卒以上の学歴(MBA保有者は尚可)
  3. TOEIC 800点以上相当の英語力(海外出張、英語圏でビジネス遂行、欧米圏でも会議運営を実施できれば尚可)
  4. MS Office(特にPowerPoint、Excel)を不自由なく使いこなせるスキル
  5. 論理的思考能力、コミュニケーション能力、自己完結型で、ポジティブでチャレンジ精神と責任感がある方
人事・組織アドバイザリー業務
  1. 以下の職務において2年程度以上の実務経験
    ・コンサルティング会社における人事戦略・組織設計、労務・年金制度そのものに於いて広域又はクロスボーダー領域でアドバイザーとして経験(人事コンサルティングファーム経験者は尚可)
    ・アドバイザリー会社で顧客に必要とされる人事・組織に関して、広域又はトランザクションサービスでアドバイザーとして経験
    ・企業再生、PMI(事業統合)などの業務
  2. 4年制大学卒以上の学歴(MBA保有者は尚可)
  3. TOEIC 800点以上相当の英語力(海外出張、英語圏でビジネス遂行、会議運営を実施できれば尚可)
  4. MS Office(特にPowerPoint、Excel)を不自由なく使いこなせるスキル
  5. 論理的思考能力、コミュニケーション能力、自己完結型で、ポジティブでチャレンジ精神と責任感がある方

#6:Financial Services Group部門

財務デューデリジェンスおよびPMIをコアとするディールアドバイザリー業務や、金融セクターのM&A・戦略アドバイザリー業務を行う部門です。

財務を基礎とするディールアドバイザリー業務
  1. 公認会計士、公認会計士試験合格者
    (外国会計士資格等を含むが、科目合格者等は含まない)
  2. 以下のいずれかの業務経験
    A) 大手監査法人(Big4に限る)での金融業を対象とする監査業務経験(3年程度以上)
    B) コンサルティングファーム(監査法人を含む)における金融業を対象とする業務経験(2年程度以上)
    C) 金融機関の企画関連部門または経理部門における業務経験(M&Aに関連する業務経験や外国会計基準対応の経験があることが望ましい)
  3. 4年制大学卒以上の学歴
  4. 英語力(TOEIC 800点程度)あれば尚可
  5. エクセル、パワーポイント、ワード等Windowsソフトが使える方
金融セクターにおけるM&Aアドバイザリー(FA)業務
  1. 以下のいずれかの業務経験
    A) 大手金融機関投資銀行部門、大手監査法人系ファーム、著名M&Aブティック等におけるアドバイザリー業務経験(2年程度以上。マネージャー以上は5年程度以上)
    B) 大手金融機関の企画関連部門または国際部門および金融法人部門における業務経験が2年程度以上有すること
    (M&Aに関連する業務経験があることが望ましい。マネージャー以上は5年程度以上有すること)
  2. 4年制大学卒以上の学歴、MBA等の資格歓迎
  3. 英語力(TOEIC 800点程度)あれば尚可
金融セクター戦略アドバイザリー業務
  1. 金融機関での経営企画業務のご経験(以下のどれか1つで構いません)
    A) 金融機関での中計・業務立案経験
    B) バーゼルIII、内部統制の理解(特に出資・買収先のガバナンス体制構築など)
    C) 海外拠点での勤務/管理経験
  2. 金融機関の経営力強化に興味がある方
  3. 英語等での交渉、業務のご経験
  4. コンサルティング、アドバイザリー業務は必須ではありません

#7:Corporate Strategy & Support部門

M&Aに関する財務デューディリジェンスを行う部門です。

必要要件
  1. 大学・大学院卒。特に、統計学、数学、物理学、計量経済学、コンピュータサイエンス等の専門教育、データ分析・データサイエンスに関連する研究活動の経験があれば尚可。
  2. ビジネス実務において、機械学習や統計モデルの構築などの高度なデータ分析業務の経験。
  3. 多様な専門家と協業するため、他者を尊重することができる思慮深さなどチームプレーヤーとしての素養、新しいことにチャレンジする柔軟な適応力
  4. ネイティブレベルに準ずる日本語力。英語力あれば尚良し
  5. 財務会計に関する経験・知識あれば尚可
    例として、
    (1)戦略・マネジメントコンサルなどで、データ分析を担当した経験
    (2)事業会社でデータ分析を用いた事業戦略やマーケティングなどの経験
    (3)ファンド・投資銀行などでクォンツの経験
    (4)その他データ分析を主軸とした市場分析、事業分析、経済分析などの経験

3.KPMG FASに転職するために必要な3つのこと

最後に、KPMG FASに転職するために必要な3つのことを解説します

  1. 必要とされるスキル・知識を身につける
  2. ケース面接対策をする
  3. 転職エージェントを利用する

次に1つずつ解説していきます。

(1)必要とされるスキル・知識を身につける

KPMG FASが中途採用で求めている人材は、各分野の有資格者や経験者など即戦力となる人材です。

それぞれの部門・職務で必要な条件・資格等は採用情報にて明確にされているので、応募時に必ずチェックして備えておきましょう。

とはいえ、必ずしも応募時にすべて揃えている必要はありません

面接時にやる気やポテンシャルの高さを見せることで、将来性を買われて採用されることもあります。

(2)ケース面接対策をする

KPMG FASでは、メールで応募書類(履歴書・職務経歴書・志望動機書等)を提出後に複数回の面接を行い、転職希望者の採用・不採用が決定されます。

KPMG FASの面接はフランクですが、事前にしっかり対策を練っておきたいのが『ケース面接』です。

『ケース面接』とは、コンサルとして仕事をする際に必要な論理的思考力・問題解決能力を迅速に確認するための手法の1つであり、コンサル業界の面接で行われることが多く、KPMG FASでも実際に行われています。

『ケース面接』は、まず出された特定の課題に対して自分なりの考えを回答し、さらにその回答に対して面接官から質問をされるため、その場しのぎの回答では当然合格点はもらえません。

課題に対する総合的・多角的な情報・知識・思考力、そしてプレゼン力や広い視野が問われる難易度の高い面接といえます。

KPMG FASで想定される『ケース面接』の課題として、

  • 売上推計と売上拡大策・現状の利益把握と利益拡大策などビジネスに関するもの
  • 社会問題の現状と解決策
  • 特定の問題に対する2択問題

などがありますが、事前にイメージトレーニングを行っておくと落ち着いて面接に臨むことができるでしょう。

とはいえ、その場で面接官を完全に満足させる回答をその場で導き出すことは並大抵のことではありません。

しかし、忘れてはならないのが、面接の場では知識や思考力だけでなく人間性そのものも見られているということ。

課題に完璧に答えられなくても最後まで誠意をもって回答することも『ケース面接』対策の重要なポイントです。

(3)転職エージェントを利用する

KPMG FASへの転職を成功させるために、転職エージェントを利用することも有効です。

転職エージェントを利用すれば、非公開求人はもちろんのこと、KPMG FASの応募書類(履歴書・職務経歴書)の添削や面接対策を行うことで選考通過率を高めることができます。

また、面接の日程調整や採用担当者への連絡など企業とのやり取りを代行してくれるので、働きながらKPMG FASへの転職活動をスムーズに行うことができ、時間のロスを防ぐことが可能です。

まとめ

KPMG FASは、M&Aをはじめ様々な企業経営の最重要課題を解決する様々なアドバイザリーサービスを提供している一流のコンサルティングファームです。

年収もBig4の中では高水準であるだけでなく、取り扱う案件数が多く、世界規模で活躍する大手のグループ会社なので国内外の様々な案件を手掛けることができます。

M&A等の第一線で自分を成長させたい人・経験をどんどん積みたい人の転職先としてKPMG FASは最適といえるでしょう。

そんなKPMG FASに興味をもったら、KPMG FASが求める人物像と自身の経歴・スキルを照らし合わせ、積極的にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

KPMG FASへの転職に向け、FASの転職事情や転職成功のコツなど、詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。

2022.05.31

【2023年10月最新】FASへの転職を徹底解説!未経験からFASに転職するためのコツを紹介

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