会計士の戦略コンサルへの転職難易度は?仕事内容や選考対策の考え方

「会計士から戦略コンサルへ転職したい、コンサル未経験でも転職はできる?」
「戦略コンサルの仕事に興味があるが、畑違いで仕事のイメージが湧かない」

会計士のキャリアプランの1つとして人気の戦略コンサルは、年収も高くやりがいのある仕事です。

しかし内定難易度は高く、また若いうちに転職活動を始める必要があるでしょう。

今回は会計士のキャリアプランの1つである戦略プランの仕事内容・年収・労働環境、さらには求められるスキルや選考対策についてご紹介します。

この記事を読めば戦略コンサルへの転職の筋道が見え、具体的に転職に向けて動き出せるでしょう!

1.会計士のキャリアプランの1つ戦略コンサルとは

会計士のキャリアプランの1つ、戦略コンサルの概要を紹介します。

  1. 仕事内容
  2. 年収
  3. 労働環境

3つの観点から仕事について説明します。

(1)仕事内容

戦略コンサルの仕事内容は、経営層が抱える問題を解決して利益をもたらすことです。

具体的には以下のような仕事をします。

  1. 中長期の経営戦略の立案・実行
  2. マーケティング戦略
  3. 新規事業立案
  4. M&Aアドバイス

まずは経営陣と面談して、課題を聞き取り、その問題を解決する具体的なアイデアを考えます。

そしてマーケティング戦略を立てて、新規事業の立案や、M&Aなど会社の利益を出す施策を実施していく仕事です。

(2)年収

戦略コンサルの年収は、役職によって大きく変わります。

階級は以下のように分かれることが多いです。

  • アナリスト
  • コンサルタント・マネージャー
  • シニアマネージャー
  • プリンシパル
  • パートナー
役職コンサル経験年数固定給与賞与
アナリスト未経験〜3年500〜800万円給与の20%
コンサルタントマネージャー未経験〜6年900〜1,300万円
シニアマネージャー2〜10年1,400〜2,000万円給与の30%
プリンシパル5〜15年1,700〜2,500万円
パートナー7年以上2m500万円以上業績による

未経験からの転職の場合、多くはコンサルタントマネージャーやアナリストからキャリアがスタートします。

年収は1,000万円を超えることもあり、賞与はその20%のため、年収的にはかなり水準が高いです。

会計士の年収平均はシニアで600〜700万円と言われているので、水準としてはコンサルの方が高くなります。

また昇格してパートナーになれば、2,500万円以上のかなりの収入が得られる職種でしょう。

(3)労働環境

戦略コンサルの労働環境は、基本的に通年を通して激務です。

会計士の仕事などは決算期に仕事が集中しますが、コンサルの仕事に繁忙期・閑散期はありません。

戦略コンサルは結果を出すのが仕事ですし、さらに結果を出すために膨大なインプットが必要なため勉強時間も必要です。

会計士が戦略コンサルに転職すると、労働時間が長くなり、ライフワークバランスは取りづらくなる可能性があります。

2.会計士の戦略コンサルへの転職の概要

会計士が戦略コンサルへの転職を考える際の概要を解説します。

  1. 求められるスキル
  2. 20代後半から30代半ばまでに転職を決める
  3. 会計士が戦略コンサルへ転職する場合の選考対策

以上3つについて、1つずつ説明します。

(1)求められるスキル

会計士が戦略コンサルへ転職する場合、以下の4つのスキルをアピールできます。

  1. 財務/会計に関する知識
  2. 職歴
  3. 語学力
  4. 学歴

選考対策にもなるので、まずは自分のスキルと経歴を棚卸ししましょう。

#1:財務/会計に関する知識

会計士が戦略コンサルへ転職する場合、財務・会計に関する知識をアピールできます。

戦略コンサルの実務には、財務モデリング・中長期のPL/BS/CF予測を立てることが求められるからです。

これらの業務には、財務諸表から経営状況を読み解くなどの専門的知識が不可欠であり、アピールポイントになります。

#2:職歴

会計士が戦略コンサルへ転職する場合、職歴もアピールしましょう。

基本的に戦略コンサルへの転職では、前職でのキャリアをチェックされます。

例えば中小監査法人だとアピールポイントとしては弱いのですが、より専門的な会計を扱うBIG4系の会計法人への勤務実績はアピールできるでしょう。

事前に転職エージェントから情報を入手し、準備をしておくことをおすすめします。

#3:語学力

会計士が戦略コンサルへ転職する場合、語学力もアピールになります。

国内企業のみがクライアントのコンサルもありますが、今後事業発展を考えるにあたり、海外進出を考えない企業はありません。

その際に英語が話せる、というのは事業発展時の強みになると評価してもらえます。

また、戦略コンサルの中でもマッキンゼーアンドカンパニーのような外資系のファームでは、高い語学力が必須条件になっています。

#4:学歴

会計士が戦略コンサルへ転職する場合、学歴も重要視されます。

難関校を卒業していることは、目標達成のために努力ができ、また学習能力があることの証明だからです。

例えばマッキンゼークラスで求められる学歴の基準は以下になります。

  • 東京大学
  • 京都大学
  • 一橋大学
  • 旧帝大クラス
  • 早慶

私立のボトムラインは早慶が目安となります。

もちろんこれ以外の大学だと受からないと言うわけではありませんが、メインターゲットになるのは以上の大学です。

(2)20代後半から30代半ばまでに転職を決める

会計士が戦略コンサルへ転職する場合、20代のうちが最も好ましいでしょう。

30代中盤以降になると、即戦力のある戦略コンサル経験者などが有利になり、ほぼ未経験の求人はありません。

内定難易度の高い戦略コンサルへ転職するには、会計事務所である程度経験を積んだ20代中盤が一番適切です。

コンサル未経験の場合はポテンシャル採用を狙うため、20代、遅くとも30代初めには転職を始めましょう。

(3)会計士が戦略コンサルへ転職する場合の選考対策

会計士が戦略コンサルへ転職する場合の選考対策について解説します。

戦略コンサルへの転職は、書類選考>筆記試験>ケース面接の順序で行われるケースがほとんどです。

特にケース対策は重要で、以下のような点をチェックされます。

  • 与えられた情報を的確に収集・分析できているか
  • 情報を元に論理的に問題解決ができているか
  • 相手に伝わるプレゼンテーションスキルがあるか

ケース面接でよく出題される問題を1つ紹介しましょう。

例題

以下の前提条件のコーヒーショップの利益を、20%プラスにする方法を考えてください。

前提条件

  • 客数:300名
  • 客単価:500円

前提条件を元におおよその利益を計算した上で、そこから純利益を上げる方法を考える問題です。

会計知識があれば、原価や経費の計算等の知識を活かせるでしょう。

ケーススタディはその他様々な例があるので、転職エージェントから情報をもらい、しっかり対策をしておくべきです。

まとめ

この記事では会計士が戦略コンサルへ転職する際に知っておくべき概要と、選考対策について説明しました。

未経験からの転職はポテンシャル採用がメインとなるため、30代までに転職のために動き出しましょう。

また、前提が会計士であれば財務や会計についての知識がアピールできます。

それ以外に語学力や職歴、学歴もアピールになるので、転職エージェントと相談して選考に有利なキャリアやスキルを棚卸ししてください。

会計士から戦略コンサルへの転職難易度は高いですが、年収アップとやりがいのある業務が魅力です。

将来のキャリアアップのためにも、転職エージェントを探して早い内に対策を始めましょう!

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